赤ちゃん・子ども・大人のとびひの自然療法ってあるの?うつるまでの期間は?
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最近は、赤ちゃんや子供だけでなく、
身近で大人が「 とびひ 」にかかった・・・と耳にすることもあります。
とびひの原因やメカニズムを知って、
深刻な症状になる前にしっかり治してしまいましょう 。
<とびひってどんな病気?>
実は、学校保健法では、
とびひは「 第三種の伝染病 」と区分されています。
つまり「 人から人へうつる病気 」だということです。
子供に発症する皮膚病と考えている方も多いと思いますが、
実はそんなに簡単なものではありません。
あせもや虫刺されのかゆみで、
そこをひどく掻きこわしてしまい、
そこに 黄色ブドウ球菌 という細菌が繁殖することが原因です。
<とびひには潜伏期間があるの?>
他の感染症と同じように、
感染したからといってすぐに発症するわけではありません。
その人の 免疫力や感染への耐性 にもよりますが、
おおよそ 2日~5日くらいで発症する と考えられています。
本人の免疫力などの条件以外にも、
水泡液の中の細菌の量 によっても、
そ の感染威力に違いが出る とも言われています。
<症状がおさまるまでの期間は?>
感染に気づくまでの期間や、
また治療の方法によっても治癒にかかる時間に差がでます。
もちろん 発見が早ければ早いほどいい わけですが、
その後の治療も重要になります。
おかしいなと思ってからすぐに病院に行って、
適当な薬を処方してもらい、
その 薬(軟膏など)をしっかり使用すれば、
3日~4日で治る病気です。
しかし、気づくのが遅れたり、
また肌が弱かったりアレルギー体質の場合には、
治癒に少々時間がかかることもあります。
では、どんな治療法があるのか見てみましょう。
<自然療法?病院で診てもらう?>
大人になってからかかる人の多くは、
「忙しい」を口実に、
かなりの率で「 自然に治るのを待つ 」という人もいるようです。
が! これはよい選択とは言えません。
とびひが感染症である以上、
「 自分からまた他人にうつす可能性が高い 」ということでもあるからです。
つまり、自分だけでおさまらず、
治るのを待っている間に、
どんどんとその感染域を広げる可能性 が十分に考えられます。
とにかく早く完治させるためには、
できるだけ早期に初期症状を感知 し、
正しい治療をスタート することが何よりも重要です。
あまりひどくなっていないほとんどのケースでは、
化膿止めの軟膏 と飲み薬の 抗生物質 が医者から処方されます。
抗生物質は、指示されたように最後まで必ず服用しきることが大切 です。
仕事など何らかの事情でどうしても医者に行けない場合には、
市販でとびひ治療薬を買う ことができます。
ステロイド系などもあるので、
内容はしっかりご自分で確認してください。
<自分でできるケア>
適当な方法で治療しながらも、
自分でケアできることはしっかりとしておきましょう。
まずは何よりも 「清潔さ」を保つ ことが重要です。
外から戻ったら 石鹸でしっかりと手を洗いましょう 。
その時「爪の中まで」きちんと洗うことが大事。
爪で引っ搔いたところから細菌は入りこみやすいのです。
いつも 爪を短く切って清潔にしておく ことも大切ですね。
汗をかいたら、すぐに拭いたり洗ったりしておく こと。
細菌は高温多湿を好み、
そこから菌が増殖 していきます。
特にお子さんなど、
泥んこになって遊んで帰ってきたら、
お風呂に入れるなどして、
汗や泥をすぐに落としておきましょう。
そして、もしとびひの初期症状のようなものが見つかったら、
かゆくてもかかないこと!
自分自身のカラダにできた水泡が破れて、
他の部分にもその体液が触れて患部が増えてしまう 、
ということもあります。
とびひをあまく見てはダメ~!
感染症であるということをしっかりと理解 しておきましょう。
自分だけでなく、他人にもうつってしまうということ。
早めに初期症状をキャッチ して、
早期の治療スタート を心がけましょう。
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