千歳飴の由来や意味は?食べ方はどうするのが正しい?

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七五三の時に、神社で御祈祷をすると、
千歳飴をいただいて喜んだ記憶が懐かしいです。

千歳飴といえば七五三というのが
定着していますが、
いつから 千歳飴 が七五三に欠かせないお菓子になったのか、
その由来については意外と知らないのでは?

もちろん、私も知りませんでした(笑)

お子さんの七五三をこれから迎える方は、
知っておいて損のないネタだと思いますよ。

七五三の由来


七五三は、 平安時代から続く儀式 と、
室町時代から続く着付けの儀式が、
もとになって現在にような行事になったと言われています。

三歳は髪置の儀 として、
この年齢から髪を伸ばし始めます。

五歳は袴着の儀 として、
はじめて袴を着せる儀式です。
江戸時代になってからは、
男児のみの儀式となりました。

七歳は帯解の儀 として、
この年齢から子供用の帯ではなく、
大人と同じような帯を結ぶ儀式です。
現在は、 女児の行事 となっています。

七五三のお祝い のルールは、
その地方によって違いますが、
概ね全国共通になっています。

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千歳飴の由来

千歳飴がいつから作られたのか、
その起源はハッキリとはわかっていませんが、
有力な説は二つ あります。

一つは大坂から江戸に出てきた
平野甚左衛門 という人売り始めたという説。

もう一つは、元禄時代 に浅草の飴売りが
縁起の良い紅白の棒状の飴を「 千年飴 」と
名前を付けて売り歩いたのが発祥とか。

どちらが千歳飴の起源なのかわかりませんが、
子供が健康に成長することを願う のには、
縁起の良いものだったので、七五三に欠かせないものとして、
全国に広まっていったようです。

神社で七五三の御祈祷をすると
長寿の象徴 としておなじみの
亀や鶴が描かれた袋 に入った千歳飴をいただきます。

現代は、医療も進化していますが、
昔は、流行り病などは抵抗力の弱い子供が
真っ先にかかってしまうこともありました。

無事に子どもが成長することを願う のは、
その時代には切実だったのでしょう。

千歳飴の食べ方

千歳飴は、長寿を願って長く作られているので、
折ったり、切ったりしないで、
そのまま食べる のが正しいと思われがちですが、
そうではありません。

縁起の良いものなので、
周りの人と子供の成長をともに願う ことも含めて、
小さく切って、振る舞っても良いのです。

長いままの千歳飴を食べていて、
もしも転んでしまったら大変なので、
食べる時は、小さく切って口に入る大きさにしましょう。

千歳飴は、金太郎飴のように、
細工されているものもありますが、
細かく砕きやすい ように作られているので、
口の中でかみ砕くこともできます。

ただ、三歳くらいののお子さんが食べる時は、
喉に詰まらせないように、
よく注意してあげてくださいね。

千歳飴の素朴な味 が急に懐かしくなりました。
たまには食べてみたいですね。

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