楓(カエデ)の種類は?紅葉(モミジ)との違いは何?

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楓は、秋になると紅葉する
もみじのことだと思っている人も多いのですが、
楓は、紅葉と同じではないのです。

楓についてまとめています。

楓とは?

楓は、ムクロジ科カエデ属に属する木 のことで、
色んな種類があります。

日本では、 楓をもみじと呼ぶことも多い ですが、
そもそも違う意味を持っています。

楓は英語では メープル と呼びます。
パンケーキなどにかける甘いシロップは、
楓の樹液 を採取したものから作っています。

楓ともみじの違いとは

秋になると赤く色が付く楓の木のことを
紅葉(もみじ) というので、
楓ともみじが同じものだと言われるようになったのですが、
そもそも、紅葉(もみじ)という樹木はありません。

紅葉というのは、樹木が秋になって色付くことを
表現した言葉です。

ただ、現在はカエデ属に属している植物の中で、
葉が5つに分かれる種類のものを紅葉(もみじ)と呼ぶ ようになり、
それ以外のカエデ属を楓と呼ぶようになっています。

紅葉(もみじ)の種類として主なものは、
ヤマモミジ、イロハモミジ、オオモミジ などです。

楓の種類

カエデ属の木は、130種類近くあります。
アジアやヨーロッパ、北アメリカ、北アフリカなど
広い範囲に自生していますが、北半球ばかりです。

唯一、 南半球に一種類だけ あります。

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カエデ属 の主な種類です。

・オオモミジ
・ナンブコノハモミジ
・ホロナイカエデ
・ホンドウジカエデ
・イロハモミジ
・サトウカエデ
・コノハウチワカエデ
・メグスリノキ
・ハウチワカエデ

ここにご紹介したのはほんのごく一部です。

真っ赤になる紅葉(もみじ)の種類は?

秋になって山々が色付いてくると、
紅葉が楽しみですが、
紅葉(もみじ)の中にも、
真っ赤になるものと、ならないもの があります。

その違いとしては、 気温差や日光の当たり具合、
風遠しなどの環境によって左右される
こともありますが、
赤くなりやすい種類の紅葉(もみじ)もあるようです。

赤くなる紅葉(もみじ)としては、
ノムラモミジ が有名です。(ノムラカエデ)

紅葉(もみじ)でメープルシロップは作れる?

紅葉(もみじ)はカエデ属の植物なので、
楓の樹液から作るメープルシロップ も作れるのか?というと、
それはNOです。

メープルシロップが名産であるカナダでは、
国旗に楓の葉が描かれていますが、
その葉のカタチを見ると、紅葉(もみじ)とは違います。

100種類以上もある楓の木の中でも、
メープルシロップになる樹液が採取できるのは、
サトウカエデ という種類のものだけです。

樹木から採れる樹液には、
甘さのあるものは他にもありますが、
メープルシロップの芳醇な甘さのある樹液は
なかなか見つかるものではないようです。

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