しじみの砂抜きをお湯や真水を使って早く短時間で!下ごしらえを解説
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朝食に「 しじみのお味噌汁 」が出ると、
「あぁ!日本人でよかった~!」なんて思ってしまいます。
でも、ジャリジャリっと、
砂が残っていることが時々ありますよね。
せっかく美味しいしじみ料理ですから、
しっかり砂抜き をしたいものです。
今日は、2つの砂抜きの方法をご紹介したいと思います。
<お湯で砂抜き>
時間がないときには、
とっても便利な砂抜き方法です。
ちなみに世間では「 50℃洗い 」と、
呼ばれているとかいないとか・・・!
そうです。
50℃のお湯で砂抜きをする のです。
1 貝同士を擦り合わせるようにしてよく洗う
2 できるだけ平たいバットのような入れものに、重ならないように広げていれる
3 貝の頭が出る程度の量で、45℃~50℃のお湯をそそぎ20分ほどおく
4 水道水のぬるま湯で流しながら、貝をよくゆすぎ洗いする
5 貝が開いたものだけを調理につかう
<真水で砂抜き?>
真水のままで砂抜きをすると、
せっかくのしじみの旨味が逃げてしまうことがあるので、
食塩水を使っての砂抜き をおススメします。
1 30~35%の塩を入れて、海水に近い塩水を作る
1リットルの水に対して30~35gの塩
2 貝同士を擦り合わせるようにしてよく洗う
3 できるだけ平たいバットのような入れものに、重ならないように広げていれる
4 作った塩水を、貝の頭が出る程度の量注ぐ
5 しじみが砂を吐くとき、勢いよく水を吐きだすので、上に新聞紙などをかぶせる
(暗くする意味でも上に新聞紙をかぶせるのは良案。息ができるように 密封せず に、少し隙間をあけておく)
6 涼しくて暗い場所に3~4時間置いておく
7 貝が開いたものだけを調理につかう
<砂抜きの下ごしらえの注意!>
・お湯でも塩水でも、砂抜きした後、 貝が開いていないものはすでに死んでいる ので、これは食べずに捨ててしまいましょう。死んでいる貝の中には菌が増殖していることがあるので 食中毒に要注意 です。
・下の写真のように、しじみが一度吐き出した 砂を再び吸い込まないよう に、網やざるを上手に使いましょう。
・しじみが完全にかぶるほどのお湯や塩水を入れてしまうと、 貝が窒息してしまう ので、頭が出る程度の量のお湯・塩水を入れましょう。
<ひと手間の下ごしらえをしっかりしましょう!>
最近は、スーパーで売っているしじみには、
「砂抜き済み」とシールが貼ってあることがありますよね。
でもほとんどの場合、
100%十分に 砂抜きが出来ていないことが多い ようです。
あの砂の「ジャリジャリ」っとした感覚って、
本当に嫌ですよね・・・!
もう一度砂抜きをするようで手間がかかりますが、
でもその 「ひと手間」 が、
美味しい料理の基本 でもあります。
しっかり砂抜きをして、
美味しいしじみ料理を作ってくださいね♪
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