グリッシーニとはどんな食べ物?正しい食べ方とは?
Sponsord Link
1980年代の終わり頃から1990年代にかけて、
日本には バブル という時代がありました。
世の中が浮足立っていたような時期で、
その時に日本国内にイタリア料理店 が急増しました。
「 イタ飯ブーム 」と呼ばれた流行りで、
その頃から街中にイタリア料理を提供する飲食店が
増えてきたのです。
それまで、スパゲティと呼んでいたのに、
急にパスタと言い出した というのも イタ飯ブーム から。
それから随分月日は流れて、
今はイタリア料理は、一般的な料理のジャンルとして
日本の食に定着しています。
しかし、日本ではまだまだ知られていないイタリアの食文化が
あるのですよ。
グリッシーニ もその一つです。
そこで、グリッシーニとは?
そんな疑問を探ってみることにしました。
グリッシーニとは
グリッシーニは、 細長い形状のパン のことで、
水分が少なく、クラッカーのような食感で食べる
スティック状のパン です。
イタリアンレストランでは、
テーブルにグリッシーニが出てくることもありますが、
パンという感覚ではなく、ワインのつまみ のように
食べている人が多いような気がします。
グリッシーニの歴史
グリッシーニが生まれたのは、
14世紀ごろ だと伝わっているので、
伝統的な食べ物です。
グリッシーニは、 イタリアのトリノで生まれた のが
発祥だと伝わっています。
なぜ、細長いスティック状のパンが生まれたのか、
その理由は諸説あるようですが、
病弱な王子様のために、 消化が良く食べやすいパン を
作るように王室が令を発したという説もあります。
水分が少ないパンなので、
保存しやすい 特長があるので、
長く日持ちさせることを目的に
作られたという説もあります。
グリッシーニの食べ方イロイロ
グリッシーニは、食事の前に ワインを楽しむ時に
添えられることが多い ので、
パンとして食事とともに食べるよりも、
おつまみ感覚 というのは間違いではありません。
生ハムを巻いて食べたリすることもあるし、
チーズをつけたリしながら食べるので、
ワインには相性が良い ですね。
グリッシーニの食べ方マナー
グリッシーニの正しい食べ方 は、
あまり知られていません。
カジュアルなイタリアンレストランでは、
あまり気にしていないかも知れませんが、
せっかくなら 正しいマナー で食べましょう。
グリッシーニを食べる時は、
適当な長さに折って 食べます。
折る時は 手を使って も構いません。
出来れば一口か二口で食べられる大きさに
折って食べましょう。
ポッキーとかプリッツとか、
細長いお菓子を食べる時みたいに、
ポリポリと長いまま食べる のはマナーとしては
ちょっと 恥ずかしい ので、やめましょうね。
クラッカーみたいな食感かも知れませんが、
あくまでもグリッシーニはパンとして扱うものなので、
大きなまま口に入れないようにしましょう。
Sponsord Link