切り干し大根の早い戻し方とは?ダイエット効果や離乳食にも最適?
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日本が誇る伝統食 と言っても過言ではない「 切り干し大根 」。
じつに 江戸時代 から、
大根の保存食 として粛々と食べられてきました。
長い歴史を経てもなお、
今でも、
いろいろな場面で食卓に並ぶ日本食 です。
このシンプルな食材が、
どうしてこんなにも日本人に愛されているのか、
今日はその魅力を探ってみることにしました。
<切り干し大根の栄養価>
切り干し大根とは、
秋の終わりから冬にかけて収穫した大根 を、
細く切って 天日干し にしたもの。
寒さが厳しいほど質の良い切り干し大根に仕上がります。
太陽の光をたくさん浴びることで、
糖化されて甘味が増し 、
驚くほど栄養価が高まります 。
同量の大根と比較 すると、
その栄養価の高さが一目瞭然です。
・カルシウム 約15倍
・カリウム 約14倍
・ビタミンB1/B2 約10倍
・鉄分 約32倍
食物繊維も大根の約16倍 と言われ、
コレステロールの低下 、
動脈硬化の予防 、
また 便秘を改善 するなどの改善に、
一役買っていると言われています。
<切り干し大根とダイエット>
切り干し大根に含まれる 食物繊維 は、
胃腸の中で水分を吸収してふくらむことで、
少量だけ食しても満腹感が得られる ことから、
ダイエットに効果的 と言われています。
満腹感だけでなく、
他にも ダイエットをサポート する、
いくつかの優れた点をあげてみましょう。
ビタミン
先にビタミンB1/B2が含まれていることをお話しました。
特にビタミンB1は、
脂肪を溶かす働きを持っており、
「 脂質溶解ビタミン 」とも呼ばれています。
この他にも ナイアシン や 葉酸 も大量に含まれています。
消化酵素
乾燥させる前の大根そのものにも、
消化酵素である アミラーゼ や ジアスターゼ が、
大量に含まれています。
これら酵素の主な働きは、
・食べ物を消化してくれる(消化酵素)
・栄養をエネルギーに変えてくれる
すでにカラダのなかにある酵素が、
エネルギー消化に使われます。
しかし、もし食事から十分な消化酵素が入ってこないと、
エネルギーに変えるための酵素が、
消化する働きも補うことになり、
運動をしても十分にカロリーが消費できなくなってしまいます。
なので、消化酵素の元となる食材を、
常に十分に取ることにより、
効果的にエネルギーを燃やすことができるというわけですね。
ダイエット中には、
しっかりとこれらの酵素を摂りいれたいもの です。
離乳食にも適した食材
大人にとってもこれだけ栄養価が高いのですから、
もちろん お子さんにもとても良い食材 です。
離乳食にも適して います。
月齢によって調理法を少し変えるといいでしょう。
離乳食スタート時 には、
切り干し大根をできるだけ 細かく切って湯で戻し 、
少量の片栗粉とお出汁 を入れるといいでしょう。
後期から完了期 になったら、
歯ごたえがある程度のサイズ に切って湯で戻し、
お粥などとを混ぜて、
お出汁や少量の味噌・しょう油などで 軽く味付け をするといいでしょう。
<切り干し大根の戻し方>
基本的に 2つの戻し方 があります。
水に浸さない戻し方
切り干し大根をたっぷりの水で洗い流します。
この際、 表面の汚れを落とすように 、
手でこすり合わせて洗いましょう。
こうして 表面に傷をつけておく と、
調理した時に味が染み込みやすくなります。
その後、ざるにあげて10分ほど放置して水気を切ります。
これを適当なサイズに切って、
好きなレシピで調理します。
水に浸さないこの方法だと、
切り干し大根の旨味や栄養が逃げません 。
水に浸す戻し方
上記同様の方法で洗います。
そのあと、ボールなどに移して、
切り干し大根全体がかぶるほどの水を入れて、
落し蓋をして10~15分放置 します。
もっと早く戻したいときには 50度くらいのお湯 に浸せば数分で戻ります。
こうして水気に浸して戻したときには、
戻し汁もお料理に使いましょう。
この 戻し汁の中にこそ、
たくさんの栄養分が出て きています。
煮物や離乳食の場合には、
この戻し汁も加えてお料理 をしてください。
<栄養価の高い切り干し大根をもっと食べよう!>
いかがでしたか?
切り干し大根の良さが、
もっともっとわかったと思います。
離乳食からダイエットまで 、
いろいろな場面で活躍できる美味しい食材です。
ぜひ、 煮物 に サラダ に、
いろいろなレシピに挑戦 してみてくださいね。
無添加切り干し大根♪
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