内定先へ出す年賀状の例文や返事の書き方は?宛名やデザインはどうすれば?
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年頭に交わす「 年賀状 」とは、
日ごろお世話になっている方々へ、
そのお礼と新年のご挨拶をさせていただくものです。
その性質上、
知らない人に年賀状を出すことはあまりありません が、
さて、無事に内定をいただいた、
春からの就職先への年賀状はどうすればいいでしょう?
個人的にはまだ知っている方もいないし、
何よりも誰宛てに出したらいいものやら?
今日は、この話題について書いてみたいと思います。
<そもそも内定先への年賀状は出すべきなの?>
結論から言えば 、
「 絶対に出すべき 」という ルールがあるわけではありません 。
また、内定先から先に届いた 年賀状への返事 も、
「 絶対に出すべき 」という 決まりもありません 。
年賀状や返信を出さないことで、
せっかく内定が決まった採用が不採用に・・・
などという心配もすることはないでしょう。
特に大企業ならなおさら、
ひとりひとりの名簿と照らし合わせて調べているということもないでしょう。
逆に、 内定先が中小企業 であったり、
あるいは、 入社前の研修などですでに顔見知りの方がいる場合 には、
すぐに返信をすることをおススメ します。
こういうケースでは、
いただくよりも先に、
自分から年賀状を出しておくと、
やはり心証はいい ように思います。
大企業の場合であっても、
いただいた年賀状にお返事を出す、
というのは常識内のこと であり、
晴れて社会人になるのですから、
心機一転、
社会人らしい行動をとることも必要 だと思います。
もし、自分から出していないのに、
内定先から年賀状が届いたら、
基本的なマナーとして「 松の内(1月7日) 」までには届くよう、
できるだけ早くに返信をしましょう。
学生最後の冬を満喫するために、
みんなとスキーにでも出かけてしまうかもしれませんよね。
そんな事情で7日までに間に合わない時には、
できるだけ早い時期に「 寒中見舞い 」として、
返事を送るようにしましょう。
この場合には、
年賀状の内容というよりも、
会社の方々の体調を気づかうような文面になります。
喪中で、年賀状を控える場合でも 年頭のご挨拶を一言添えて 喪中ハガキを出しておく といいでしょう。
<宛名やデザインは?>
宛名の書き方
いただいた年賀状への返信は、
届いた年賀状の差出人宛てに返信 します。
社長名で届いたら社長宛てに、
部署名で届いたら部署宛てに出せばいいでしょう。
この際の書き方の注意点は、
会社名や部署名・役職名などは省略せずに、
きちんと正式名称で書いて ください。
宛名は横書きはダメ!きちんと 縦書き で書きましょう。
こちらから出す場合も返信の場合も、
宛名の書き方は
「 ○○部 ○○課御中 」とします。
自分から出す場合、
採用説明会で担当してくださった方や人事部、
あるいは総務部宛てに送るのが適しています。
中小企業などの場合には、
「 ○○会社 代表取締役 ○○様 」がいいでしょう。
また、4月から 新米教師 になる方で、
相手が教育実習でお世話になった担当の先生などの場合には、
「○〇様」ではなく「 ○○先生 」が自然な感じでいいと思います。
年賀状のデザイン
干支や新年らしいお祝いもので、
シンプルなデザイン を選びましょう。
すべてが印刷よりは、
数行でもいいので 心を込めて 、
手書き で書きましょう。
そのためにも、多少スペースがあるデザインのものがおススメです。
社会人らしく キャラクターものは避けましょう 。
<年賀状・返信の例文>
春からお世話になる会社なので、
仕事への期待感や意欲などを表現 できると、
相手にもその気持ちが伝わって、
自分の入社を楽しみにしてもらえる と思います。
いくつかキーになる言葉を参考にしてみてください。
「ご指導をお願いします」
「精進」「邁進」「努力」
「期待感」「身が引き締まる思い」
「今から入社の日を心待ちにしております」 ・・・など。
賀詞については 2文字の賀詞は目上の方には失礼 に当たるので、
「謹」や「恭」が入った4文字の賀詞を使います。
・「 謹賀新年 」
・「 恭賀新年 」・・・など。
例文をいくつか参考にしてみてください 。
年賀状
貴社に内定をいただきました○○大学○○学部の○○と申します。
いよいよ入社を前に、身が引き締まる思いで新年を迎えております。
研修ではいろいろとお世話になりありがとうございました。
改めて今後のご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。
本年が、皆様にとりまして、ますます素晴らしい一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。
年賀状への返信
○○大学○○学部の○○でございます。
早々にお年賀状をいただき恐縮しております。
新年が明け、学生生活も残すところわずかとなりました。
4月より新社会人として、精一杯頑張る所存でおります。
未熟ではありますが、ご指導ご鞭撻をいただけますよう、どうぞよろしくお願いします。
貴社のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
<人間関係を円滑にするために!>
学生時代とは違って、
社会にでると新しい人間関係ができてきます。
好き嫌いだけでは付き合えない世界がそこにはある のです。
ちょっとした挨拶だけでも、
人間関係を円滑にしてくれる ことがあるので、
年賀状やお礼状など、
小さなことと思われがちなことでも、
常識のある行動ができる社会人を目指しましょう 。
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