食あたりの症状と対策は?食事は何をとれば良い?
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今日は、食あたりをテーマにしていきたいと思います^^
急な食あたり…
電車の中や乗り物に乗っているとき、会議の最中など、
なんでこんな時に…
という頃になぜかやってきてしまう食あたり。
梅雨や夏の時期になると、
特に食あたりになりやすかったりします。
今日はそんな食あたりの対策についてまとめてみました。
食あたりの原因
そもそも食あたりは何が原因で起こるのでしょうか…
食あたりは、微生物や化学物質の毒素を含む食べ物を
摂取したときに、結果として吐き出そうとする体の働きにより
起こる下痢や嘔吐の総称です。
食あたりは生鮮食品で起こる印象がありますが、
加熱したものでも発生します。
特に、肉類や魚介類、卵などが食あたりを起こしやすいとされています。
また、人の手を介して感染する黄色ブドウ球菌など、
元から食べ物に含まれる微生物意外にも、
食中毒の原因とされるものがあります。
最近では ノロウイルス や、 ロタウイルス が原因で起こる
食中毒も発生しています。
食あたりの症状
それでは食あたりの症状に関して、簡単に説明していきます。
1・感染型
感染により体内で増殖した細菌が、上皮細胞に侵入して発症します
①サルモネラ菌
主に鶏などの生物から感染し、症状としては、腹痛や下痢、嘔吐、
また、38~40℃の熱がでることも。
②腸内ビブリオ
主に海水に住む魚介類が原因で、刺身やお寿司に多く、
腹痛や下痢、嘔吐、発熱を伴うことも。
③カンピロバクター
肉類や牛乳、飲料水を介して感染することが多いです。
2・感染型(生体内毒素型)
腸内で、細菌が増殖し、その際に発生した毒素によって発症します。
①セレウス菌
牛肉、豚肉、鶏肉、加工品に多く、激しい嘔吐が特徴です。
②ウェルシュ菌
加熱調理したものをそのまま長時間放置することで、
下痢や腹痛が多く、発熱や嘔吐はほとんどないです。
3・毒素型
食品の中で細菌が増殖する際に、毒素がつくられ、その毒によって発症します。
①黄色ブドウ球菌
人の手を介して感染するので、おにぎりやサンドウィッチに多く、
嘔吐や下痢を発症します。
②ポツリヌス菌
酸素が存在するところでは増殖できないため、
ビン詰めや真空パックの食品の中で増殖します。
嘔吐やめまい、頭痛、下痢など、
症状が激しく、治療には血清が使用されます。
食あたりの対策
急な食あたりになったとき、病院にはすぐにはいけませんよね。
そんなとき、簡単にできる対策です。
1・水分補給
嘔吐や下痢を繰り返していると、
体が脱水状態になっています。
なので、脱水症状にならないように、スポーツドリンク等で、
水分補給を行う必要があります。
水でも大丈夫ですが、塩分を摂取することを忘れずに。
また、冷たいと胃に負担がかかるので、常温の方がよいでしょう。
2・横向きになる
誤って嘔吐物を詰まらせないように、寝るときは体を横向きにします。
いつでも嘔吐できるように、
そばに、洗面器やタオルもおいておきましょう。
3.食事
食あたりのときは、脂っこいものは避けるのが基本ですが、
便と同じ柔らかさのものをが良いです。
重湯やおかゆなど、内臓に負担がかからないものを
摂取するようにしましょう。
食あたりにならないために
食あたりにならないように予防することが大切です。
食あたりを防ぐためには、
・細菌をつけない
・細菌を増やさない
・殺菌する
ということが大事です!
手をよく洗い、食品に細菌が感染しないようにする、
また、調理前に、野菜や魚介類などをよく洗います。
一番肝心なのが、十分に加熱処理をすることです。
肉や魚など、中まで火がしっかり通るようにします。
また、肉や魚と野菜の調理器具をわけるなどの対策も必要です。
まとめ
食あたりは辛いですよね…
なってからでは遅いので、
あらかじめ対策をして予防することが肝心です。
また症状がひどい場合は、
早めに病院へ。
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