鼻うがいは中耳炎や副鼻腔炎に効果ある? 生理食塩水を使った痛くないやり方とは?
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最近ちまたでよく耳にする「 鼻うがい 」。
気持ちよさそうだけど、
想像するに「 痛そう! 」、
なんて思っていらっしゃるあなたへ・・・。
今日は、その 効果と安全にできる「コツ」を伝授 してみたいと思います。
<鼻うがいの効果って?>
ズバリ!
それは、鼻腔洗浄することによって、
鼻腔内の粘膜に張り付いた細菌やウィルス 、
花粉やアレルギー物質を洗い流すことができる という点です。
これらの異物は、鼻の奥の粘膜に張り付いているので、
普段の 口うがいだけでは取り除くことはできません 。
何度鼻をかんでも奥の方がムズムズする、
鼻水・クシャミ・鼻詰まりが繰り返し戻ってきて、
一向に改善しない・・・
などの不快感を解消してくれるのが鼻うがいなのです。
子供・大人に限らず、
蓄膿症に悩まされている 方は少なくないと思います。
蓄膿症とは、鼻の副鼻腔に、
細菌や風邪のウィルスが入りこんで炎症を起こす疾患です。
炎症が原因で膿 が溜まってしまい、
鼻づまりや味覚障害などの症状を起こします。
症状がひどくなると、
腫れたり痛みをともなう こともあります。
何度鼻をかんでもスッキリせず、
集中力が下がる ことも多く指摘されます。
すでにおわかりのように、
鼻うがいは副鼻腔を洗浄 できるので、
この 蓄膿症にとても効果がある ようです。
もちろん医者にかかることは大切ですが、
症状が軽いうちに、
ぜひ一度鼻うがいをお試しになることをおススメします。
前述のように、
粘膜に張り付く 花粉症にもとても効果 があります。
鼻うがいを上手に取り入れることで、
蓄膿症・花粉症を含むアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの改善はもとより、
発症前にウィルスを洗い流せるので、
風邪の予防にも十分期待 できます。
では、実際にどうやって洗浄するのか、
また 正しいやり方やそのコツをご紹介 しましょう。
<鼻うがいの正しいやり方とそのコツは?>
「 鼻の中に水? そりゃ痛いに決まってる~! 」
と、ちょっと恐い感じがしますよね?
プールで鼻に水が入った時や、
シャワーを浴びていて間違って水を吸い込んでしまったときなど、
鼻の奥がツーンと痛くなった経験 は、
多くの方がしていると思います。
でも鼻うがいは、
正しいやり方でそのコツさえつかめれば、
簡単で、もちろん痛みをともなうこともありません。
ぜひココで、その コツをつかんで くださいね。
★正しいやり方の手順
鼻うがい 専用洗浄液 は薬局などでも売られ、
病院でも処方してくれます。
でも、 自分で簡単に作ることもできる ので、
その作り方をご紹介しましょう。
A 鼻うがいをする水を作る
水道水ではなく ミネラルウォーターや精製水を使用 します。
水が鼻に入ってツーンとする原因は、
水道水の中に含まれる塩素や、
また真水と体液の 浸透圧の差 によって、
鼻粘膜に刺激が加わる からです。
浸透圧の差をなくすために、
塩分1%ほどの「生理食塩水」 を作ります。
(水200㏄に2gの塩)
濃すぎず薄すぎず、分量をしっかり守り、 完全に塩を溶かして ください。
ここで 手を抜くと濃度に誤差が生じ「ツーン」 と痛くなります。
B 鼻うがいのやり方
必ず片方ずつ洗浄 します。
片方の鼻を指でふさいで、
そのまま 上を向いて食塩水を流し込む方法 がありますが、
初心者だと、一気に食塩水を流し込みすぎて、
むせてしまう場合もあるので、
はじめは ゆっくりとストローを使ってやってみる といいでしょう。
片方の鼻を指でふさぎ、
もう片方の鼻で ゆっくりと食塩水を吸い上げて いきます。
鼻の奥まで水を吸いこんだらストップ、
そこでちょっと上を向きます。
上を向くと 自然に水は口の中に流れてくる ので、
飲みこまずに 吐き出します 。
これを2~3度繰り返します。
もし自力で吸い込むのに抵抗がある方は、
スポイトや点眼薬の入れ物 のようなものを使って、
鼻の中に食塩水を流し込む方法だと簡単でしょう。
口に流れ出た液体は、そのまま飲んでしまってもダイジョウブですが、
副鼻腔と耳はつながっているので、
鼻うがい中にツバを飲んだりうがい水を飲んでしまうと、
耳の中に液体が入りこんでしまい中耳炎の原因 になってしまいます。
十分に注意しながら、ツバや液体はしっかりと吐き出しましょう。
今年の冬は鼻を洗ってスッキリしましょ!
花粉症や蓄膿症にかかってしまうと、
鼻水が止まらなく なったり、
かと思うと、
今度は 鼻が詰まって息苦しく なったり・・・
ところ構わず 何度も鼻をかまないといけない し・・・
本当に憂鬱 ですよね。
鼻うがいは、まさしく
案ずるより産むが易し!
一度このスッキリ感を味わってしまうと、
あまりの スッキリ感で癖になって しまいます。
まだ未体験の方は、
風邪予防にもなるので、
ぜひ一度お試しください 。
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