正月用の紅白なますの意味や由来とは?ゆずを使った人気レシピを紹介!
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お正月 と言えば、
楽しみはやはりお節料理 ですよね♪
三段重や五段重に 色とりどりのお料理 が並びます。
自分が好きなお料理ばかりつついてしまいがちですが、
お節料理には、
それぞれに意味がある のをご存知ですか?
そんな中でも、
ここでは「 紅白なます 」について、
ご紹介したいと思います。
<紅白なますの意味やその由来は?>
そもそも「 お節料理 」とは、
お正月に食べるお祝いのお料理 のことです。
お重に並んだお料理には、
それぞれお祝いにふさわしい意味があります。
「 紅白なます 」は、その色合いから、
お祝いの象徴 としてお節料理を彩っています。
本来は、 生の魚介と大根・人参を酢で和えたもので、
「なます」と名付けられました 。
今では、生の魚の代わりに、
昆布やゆずの千切りなどを用いることが多い ようです。
平家と源氏の旗の色が紅白 だったことから、
「 源平なます 」とも呼ばれることがあり、
平和や平安な世の中を願う縁起物の食材 です。
またお祝いごと一般に使われる紅白なますですが、
特に 『熨斗』(のし)などに使われる「紅白の水引き」 を表している、
という説もあります。
<柚子を使った人気レシピ!>
各家庭で受け継がれてきたレシピがあると思いますが、
最近は「柚子」を使ったものが人気 があるようです。
美味しそうなレシピを2つご紹介しましょう。
柚子の皮をつかって
材料(二人分)
大根: 600g
人参: 200g
柚子の皮 : 1/2個分ほど
塩: 小さじ 1 ½
★甘酢
砂糖: 大さじ5
酢: 大さじ8
柚子の果汁 : 大さじ3
薄口しょうゆ: 小さじ2
酒: 小さじ2
作り方
1 大根と人参(それぞれ皮をむいて)と柚子の皮は、それぞれ千切りにします。
2 千切りにした大根と人参をボウルに入れて、用意した塩を混ぜ、水が出てしんなりしてくるまで、手でよく揉みこみます。
3 ★の材料を全部合わせておきます(砂糖をしっかり溶かします)
4 しんなりした大根と人参の水気をしっかり切って、そこへ千切りした 柚子の皮 と★の甘酢をかけ入れます。
5 よく混ぜ合わせたら出来上がり♪ 30分ほど冷蔵庫に寝かせておくとしっかりと味が染み込みます。冷蔵庫で3~4日もちます。
酢の加減や 柚子の皮 の量はお好みで!
塩柚子をつかって
材料(二人分)
大根: 600g
人参: 200g
塩: 小さじ 1 ½
★塩柚子甘酢
酢: 大さじ3
砂糖: 大さじ1 ½
塩柚子 : 20g
作り方
1 大根と人参は皮をむいて千切りにします。
2 千切りにした大根と人参をボウルに入れて、用意した塩を混ぜ、水が出てしんなりしてくるまで、手でよく揉みこみます。
3 塩柚子を包丁の背で潰して細かくみじん切りにし、★の材料全部と合わせます(砂糖をしっかり溶かします)
4 しんなりした大根と人参の水気をしっかり切って、そこへ★の 塩柚子 甘酢をかけ入れます。
5 よく混ぜ合わせたら出来上がり♪ 30分ほど冷蔵庫に寝かせておくとしっかりと味が染み込みます。冷蔵庫で3~4日もちます。
塩・酢・ 塩柚子 の量はお好みで調節してください!
<塩柚子って何?>
「 塩柚子 」は、その果実のさわやかな香りと酸味・風味で、
どんな料理にも合う「 魔法の調味料 」です。
自家製でひと瓶作り置きしておくととっても便利 です。
柚子の他にも、
かぼすなどの香りのよい柑橘類と一緒に作る ことができます。
果実と天然塩を、
保存瓶などの中に交互に重ねて詰めていくだけ。
漬け込んで2週間ほどでお料理に使えます♪
酢の物にもよく合いますが、
お鍋などに入れると、
料亭のような味を楽しむことができますよ♪
<お節料理には欠かせない一品!>
紅白なます は、そのさっぱりとした風味と、
シャキシャキとした食感で、
お節料理の箸休めには最高の一品 ですね。
酢の物なので 比較的日持ちがいい のも嬉しいですよね。
今まで「柚子」を使ったことがないご家庭では、
ぜひ一度、柚子入りをお試しくださいね♪
まるまるひとつ柚子があれば、
半分にして 上手に皮をむいて、
紅白なますの器にしても ステキ ですよ!
京なます♪
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