桜餅の種類はどれくらい?葉っぱは食べるの?正しい食べ方とは!

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美しい桜色の和菓子の代表的な 桜餅 は、
関西と関東ではその形状が大きく違います。

ちなみに筆者の私は、
関西エリアでもなく関東エリアでもない、
中部地方の出身のため、
桜餅と言えば、関西で食べられているものしか
知りませんでした。

ところが関東では、
桜餅じゃないカタチなのでびっくりです。

桜餅に関する疑問を色々と解明します。

桜餅 関西VS関東

関東では、関西で食べている桜餅のことを
道明寺 」と呼んでいます。

道明寺というのは、 和菓子の起源 とされている
大阪にあるお寺の名前です。

道明寺粉 という、
粗めのもち米を使っているので、
道明寺と呼ばれているようですね。

道明寺がお菓子の発祥 と伝わっているからには、
関西地方の桜餅イコール道明寺というのは変ですよね。

一方の関東で食べられている桜餅 は、
小麦粉 の生地を薄く焼いて、
その生地で小豆餡を包んでいます。

関東の桜餅は、 江戸の向島が発祥という説 があり、
長命寺 というお寺で初めて作られたと伝わっています。

道明寺と長命寺 と、どちらにもお寺の名前がついているのは、
なんとなくこじつけのような気もしますが、
関西風と関東風を区別する のにはちょうど良いですね。

桜の葉の塩漬けにしたものを、
外側に巻くのは、 関西も関東も共通 です。

ちなみに、江戸っ子のうちの旦那の記憶では、
道明寺という関西の桜餅を
和菓子屋ではなくスーパーやコンビニで
よく見かけるようになったのも、
この10年くらいのこと だと言っています。

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桜餅の葉は食べる派?食べない派?

桜餅に使われる 桜の葉 は、
オオシマザクラ という種類の桜の葉を使うことが多く、
これに関しては、関西も関東も共通しています。

しかし、昔はもしかしたら
違う種類の葉を使っていたのかも知れませんね。

葉を食べるかどうか・・ という点ですが、
これは 食べるのが正しい です。

関東の方は、食べない人の割合が多いのですが、
これはたぶん、 柏餅と混同 しているのではないでしょうか。

桜餅に巻かれている 塩漬け にした葉は、
甘さを引き立てる ために、あえて巻かれているものです。

桜色と緑色のコントラスト がキレイなので、
色彩の意味もあるかも知れませんが、
それなら塩漬けにする必要はありません。

お汁粉やぜんざい などに、
シソの実や塩昆布 などが添えられるのも、
口直しの意味もありますが、
塩味 を含むことで、甘さが引き立ち、
また調和もされるからなんですね。

薄く柔らかく、食べやすい葉を使っている ので、
今まで食べたことがなかったという方は、
ぜひ桜餅の葉も一緒に食べて、桜餅の美味しさを堪能してください。

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