ユリ(百合)の種類や下位分類は?カサブランカとの違いは?

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ユリ(百合)の花には、
とても種類が多いことをご存知でしょうか。

ユリの種類は、今もまだ増えています。

ユリについてご紹介しましょう。

ユリ(百合)とは?

ユリ(百合)は、日本の国土の中にも、
自然に野生で育っている種類も多く、
園芸品種として改良されたものも含めれば、
数えきれない種類があるでしょう。

何しろ、ユリ科に含まれる植物には、
原種でさえ100種類を超えるほどの種類がある のですから、
すごいですね。

その中でも、ユリを大きく分類するための、
系統のようなものがあります。

ユリ(百合)の分類

ユリの種類を分けるのに、
まずは原種をさかのぼる必要があります。

そこでユリの原種として、
主なものを 四つ に分けています。

1.ヤマユリ亜属
2.カノコユリ亜属
3.テッポウユリ亜属
4.スカシユリ亜属

この原種から、細かく種類が分かれて枝が広がります。

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ユリの種類

【ヤマユリ】

日本固有のユリの原種で、本州の広い範囲で見られます。
ラッパのような形の花は直径が25cmほどと大きく、
このユリから多くの交配が行われて品種改良しています。

ヤマユリの根は、球根となり、
ユリ根として食べることができます。

【テッポウユリ】

沖縄や屋久島の原種です。
台湾などでも見られるユリの原種の一つです。

花の数が多いことが特長でもあります。

【スカシユリ】

黄色やオレンジ色の花が咲き、
世界中に広く見られるユリの原種の一つです。

【ササユリ】

伊豆半島より西で見られる原種の一つで、
限られた土地だけで自生しています。

【オニユリ】

オニユリは、中国から日本に入ってきた原種です。
カノコユリ亜属に分類されます。
もともと食用にするために日本に入ってきたという歴史があります。

【ヒメユリ】

日本をはじめ、アジアの広い範囲で見られるユリの原種です。

ユリ(百合)とカサブランカの違い

カサブランカ の花の写真を見てください。


ユリ(百合)っぽいですよね。
というか、 ほとんどユリ です。

カサブランカは、 ユリの一種 なのですね。

カサブランカは、品種改良されて生まれた
園芸用のユリの品種なんですね。

オリエンタル・ハイブリッドリリー と呼ばれることもあります。

要するに、オリエンタル系のユリの原種を
交配して作ったユリ(リリー)のことなので、
ユリもカサブランカも同じグループ の花というわけです。

ユリ(百合)は、愛好家も多く、
今現在も多くの品種が作られています。

大きな花を咲かせるものから、
小さくて可憐な花を咲かせるものまでいろいろありますから、
育ててみてはいかがでしょう。

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