ふきのとうの下ごしらえはどうする?気になるアレルギーの症状とは?
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長い冬が過ぎて、
春先に芽を吹いてくる野草たち 。
「 春は苦みを盛れ 」と言いますが、
その野草の中でも、
ひときわ独特な苦み をもつ「 ふきのとう 」。
「ふきのとう」とは、
ふきの花芽のこと を指しています。
その「春の苦み」に、
あまり得意ではない方と、
一度食べたらハマってしまったという方の、
両極端にその好みが分かれる食材かもしれませんね。
最近では12月から2月くらいには、
ハウス栽培で少し早めに出荷されるものと、
自生の天然もの で、
旬が1月から4月 の野草です。
ココではそんな「ふきのとう」を、
少し詳しく調べてみたいと思います。
<ふきのとうって栄養あるの?>
あまり知られていませんが、
実は 意外と栄養価の高い野草 なのです♪
特に、 ビタミンK や 葉酸 の含有量が多く、
その他、 ビタミンB1・B2 、 ビタミンE 、
ミネラルでは カリウム や リン なども多く含んでいます。
また 鉄分 や 植物繊維 など、
多種にわたる栄養素が豊富 に含まれています。
この中でも注目したいのは「 カリウム 」。
100g当たりで約740㎎も含まれて います。
カリウムは、
体内の余分な塩分を、
体外へ押し出す働きが強く、
むくみを取り除いてくれます 。
また アルカノイド や ケンフェール といった成分が、
あの 独特な苦みを醸し出して いますが、
実は、それぞれに効能もあります。
アルカノイドは、
肝機能を強化 してくれ、
また 新陳代謝も促す 働きを持っています。
ケンフェノールには、
発ガン性物質や活性酸素を抑える働き があります。
生のふきのとうだと、
100gあたり、約45カロリー 。
調理法を工夫すれば、
ダイエットにも効果がありそうですね。
<ふきのとうの下ごしらえ>
苦みが強いだけに、
とてもアクが強いのもその特徴です。
「 アクが強い 」と聞くと、
どうも 下ごしらえが面倒な気がします が 、
そんなことはありません。
いたって簡単 で、
このひと手間をかけるだけで、
味はぐーんとアップ します。
アク抜きの仕方
沸騰したたっぷりのお湯に、
重曹を小さじ半分 (なければ 塩でもOK )を加え、
その中にふきのとうを入れて、
2~4分茹でるだけ 。
茹であがったら 冷水にさらして ください。
ここで十分に冷水にさらすことで、
アクはすっかり抜け出て しまいます。
天ぷらにするとき には アク抜きは不要 です。
<ふきのとうでアレルギー?>
もし、ふきのとうを食べた後に、
お腹が痛くなったり 、
喉に違和感を感じたり 、
あるいは 蕁麻疹が出る ようなことがあれば、
これは ふきのとうのアレルギー反応 かもしれません。
雌花や周りの苞(ほう)にはアレルギー源はありませ んが、
諸々の症状は、
ふきのとうの 雄花の花粉によるもの と考えらえます。
特に、花粉症アレルギーの方は気を付けてみてください。
雄花の花粉は、
酸や熱やアルカリにも強いので、
普通の調理法ではアレルギー源を取り除くことができません 。
「 アレルギー体質だけどどうしても食べたい 」
という方は、
花粉がついていない周りの苞(ほう)の部分だけ を、
天ぷらなどにして召し上がるといいでしょう。
春の山菜をゲット♪
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