のど風邪の時の食事はどうする?赤ちゃんや幼児の場合はどうする?
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風邪にもいろいろありますが、
のど風邪は厄介 ですよね。
風邪のわりに熱もなく、
食欲はあるのに のどがヒリヒリ して、
食べ物がのどを通らない、
なんて経験ありませんか?
そんなとき何を食べたらいいでしょう?
赤ちゃんや小さな子供 には、
いったい何を食べさせたら栄養になるでしょう?
<のど風邪って?>
風邪でのどが痛くなるのは、
ウィルスがのどの粘膜に感染 し、
のどを刺激することで炎症が起きている のです。
こんなときに摂取すべき食べ物・飲み物は・・・
・殺菌効果のあるもの
・免疫力を高めるもの
・炎症を抑えるもの
これら3つに 保温・保湿効果のあるものを加える と、
さらにいいでしょう。
殺菌効果のあるもの
・しょうが
・唐辛子
・梅干し(しそ)
・酢
これらは殺菌効果が優れた食材ですが、
酸が強いものは 殺菌効果が高い分、
刺激性の強いものが多い ことも覚えておきたいですね。
そんなときは、
これらの食材を利用して、
飲み物をつくると摂りやすくなります 。
飲み物を作るときには、
冷たいものはのどを刺激する ので、
暖かいものを飲むようにしましょう 。
紅茶や緑茶にはカテキンが多く含まれている ので、
ウィルスの殺菌効果 があります。
緑茶に梅干し を入れただけのものでも、
カラダが温まり 保温効果 があります。
免疫力を高めるもの
元気なときには、
のどの粘膜には殺菌作用がありますが、
風邪を引いて体力が落ちると、
免疫力の低下とともに殺菌作用も鈍くなって しまいます。
こんなときには、
のどの粘膜をサポートする と言われる、
ビタミンAやビタミンB2 を多く摂るといいでしょう。
・ビタミンAを多く含む食材
レバー(豚・牛・鶏・魚)
うなぎ
大根
ニラ
人参
チーズ
卵黄
・ビタミンB2を多く含む食材
レバー(豚・牛・鶏・魚)
うなぎ・どじょう
鴨
チーズ
アーモンド
納豆
レバー と うなぎ においては、
ビタミンAもB2も両方多く含んでいる、
粘膜強化にはとても効果のある食材 といえます。
ただ、風邪のときにレバーを食べたいか?
と問われると、
それも微妙な気がします。
よほど美味しいレシピじゃない限りは、
わざわざのど風邪を引いているときに食べるものでもなさそうなので、
普段からレバーを進んで食べるように していると、
粘膜強化には良さそう ですね。
炎症を抑えるもの
ネギ
大根
ハチミツ
きんかん
梅干し(しそ)
などが挙げられます。
この中の食材で特におススメなのが、
大根とハチミツの組み合わせ です。
簡単に作れる「 ハチミツ大根 」をご紹介しましょう。
作り方は簡単!
大根を小さく切ったものを、
ハチミツに漬け込むだけ。
できたシロップをお湯で割って飲みます 。
シロップはハチミツで甘くなっているので、
お子さんにもおススメです。
わかりやすい ビデオ をご紹介しましょう。
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=UqQ00jo-nMw&w=420&h=315]
<のどが痛いときの食べ物は?>
アメリカでは、
「 風邪を引いたらチキン・スープ 」がお決まり料理です。
日本だと うどん と言ったところでしょうか?
やわらかく煮込んであれば、
のど越しもつるつる と食べやすく、
何よりも消化が良い のでおススメです。
また、カラダも温まり 保温効果バッチリ です。
他の材料として、
上でご紹介したビタミンAやB2を多く含む、
人参や大根、ネギ、おろししょうがなどをたくさん入れると、
さらに効果的ですね!
野菜の栄養がたくさん浸み出た煮込み汁が残ったら、
タマゴを落として雑炊にする のもいいでしょう。
<のど風邪を引いた赤ちゃんや子供には?>
風邪を引けば大人だって十分に辛いものです。
カラダも小さく体力もない子供たちには、
何を食べさせたらいいでしょう?
まず一番重要なことは「 十分な水分補給 」です。
特にのどが痛かったりすると、
離乳食でさえあまり欲しがらなくなります。
乳児なら、母乳でも十分に栄養は摂れるので、
2~3日なら母乳だけでも十分 ですが、
他にも 白湯 や 冷ましたほうじ茶・番茶 などで、
マメに水分補給 をしてください。
赤ちゃん用のイオン飲料 などでもいいでしょう。
オレンジ・みかんなどの 柑橘系飲料 は、 吐き気を起こしやすい ので控えましょう
食事がすでにできる年齢に達している場合には、
すったリンゴやバナナ 、
果物の裏ごししたもの などは食べやすいですね。
少し食欲が出てきたら、
野菜スープ や カボチャ・ジャガイモのポタージュスープ 、
極々やわらかいお粥 などからはじめてみましょう。
のどを痛がる場合には、
薄めの味付けにして、
さらにのどごしを良くするために、
片栗粉などで少しトロミをつけてあげる と食べやすくなります。
ゼリー や プリン なども喜ぶと思います。
大人同様、免疫力を高めるために、
お粥やスープには、
たんぱく質やビタミンA・B2などを多く含む食材を入れるといいですね。
お粥にタマゴ を入れたり、
豆腐をつぶしてスープに加え たり、
ホウレンソウや小松菜などの葉物 を、
細かく刻んで加えたり ・・・と、
工夫次第で栄養価の高いスープやお粥を作る ことができます。
<まずは十分な水分補給を!>
風邪を引いたときは、
何よりも「 水分補給 」が大切です。
のど風邪を引くと、
のどが痛いために、
どうしても食欲がなくなり、
飲み物もあまり摂らなくなってしまいます。
しかし のどが乾燥する と、
痛みも増し、
細菌やウィルスが繁殖しやすくなる ので、
少しずつでもいいので、
マメに水分を摂る ようにしてください。
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