おせちに欠かせない黒豆のおいしい炊き方とは?圧力鍋で簡単に!

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お正月、そして色とりどりのお節料理。
その中でも 箸休め的存在でありながら
ないとさみしい のが「 ふっくら甘い黒豆 」ですよね。
ちまたでは「煮方が難しいのでついつい買ってきちゃう」
なんて声も多く聞きますよね。

そこで今日は、
基本的で簡単な2つの煮方をご紹介 しましょう。
ひとつは 昔ながらに時間をかけてゆっくりじっくり煮あげる方法
もうひとつは 超時間短縮 、忙しい主婦の方におススメの方法です。

<手間暇かけて煮るとやっぱり美味しい黒豆>

今年こそ我が家で 手作りの黒豆に挑戦したい
と思っている主婦の方も多いと思います。
レシピを検索すると、
「ふっくら煮るには重曹が必須」
なんて書いてありますね。
でも、 重曹を使わずとも
美味しくふっくら煮ることができます
とてもシンプルなので、ぜひお試しください。

材料

黒豆  250g
グラニュー糖  250g(なければ上白糖・三温糖でもOK)
しょう油  小さじ1杯
水 1500㏄ 

黒豆:砂糖:水の割合は 1:1:6 と覚えておきましょう。

ちょっと 値段は高め ですが、お正月のお節料理ですから、
ちょっと頑張って「 丹波の黒豆 」をご用意ください。
粒が大きく味も濃く 、炊き上がりが ふっくら美味しく煮あがります

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作り方の手順

 黒豆(ひね豆)はさっと洗って、用意した水と一緒に鍋に入れ一晩漬けて戻します。

ひね豆:昨年のもの。新豆なら6~9時間ほどで戻ります。

 約8~9時間後には、豆は元の乾燥豆の2~3倍のサイズになっています。炊き上がりの色むらを避けるため 「鉄くぎ」(鉄玉など) を入れます。
 用意した砂糖を加え(全量でOK)、戻し汁ごと煮ていきます。全体に軽く混ぜて、中火でいったん火を通しましょう。

黒豆は調理中でも後でも、 空気に触れるとシワが出やすくなります 。調理中に豆が空気中に浮き上がってこないように「 落とし蓋 」をしてください。

 ふつふつと沸いてきたら、外蓋と落し蓋をとって、 灰汁(アク)取り をします。
 しっかり灰汁を取り除いたら、極々弱火にして、ここから じっくりと3~4時間かけて煮て いきます。

煮時間が長いので、途中お鍋の中をのぞいて、水の量や火加減、灰汁の様子など確認してください。この際、 豆が空気に長時間触れないよう 気をつけましょう。水はたっぷり入っているので、極弱火で煮ていけば、水が足りなくなることはありません。

 3~4時間経ったら、豆を取りだして十分に軟らかくなっているかどうか確認し、ダイジョウブならここでしょう油(小さじ1杯)を加え、全体を軽く混ぜます。

塩を入れることで、甘さをさらに引き出します。

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 火を止めて落し蓋を取り、代わりにキッチンペーパーや和紙などで、表面を覆って、 空気に触れないように して祖熱をとっていきます。
 最後に、祖熱が取れたら冷蔵庫に移し 1日以上そのまま寝かせましょう 。味がしっかりと染み込んで、色も甘さも落ち着いてふっくらと 柔らかく美味しい黒豆 に仕上がります。

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<圧力鍋で超時間短縮!>

黒豆は、前夜から水に漬けるので、
翌日の調理時間を考えると、
悠に2日間がかりのお料理 になってしまいます。
そんなとき 圧力鍋 を持っている方は、
ぜひこの方法をお試しください。
圧力鍋は、 お鍋の中の圧力 を一気に抜いて、
あとは 余熱で調理 していくので、
手間もかからずあっという間にお料理ができあがってしまうという、
時間が足りない主婦には、
と~ってもありがたい味方
です。

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材料

黒豆  200g
グラニュー糖  200g(なければ上白糖・三温糖でもOK)
しょう油  小さじ1杯
水 600㏄

作り方の手順

 黒豆は軽く洗って、用意した水と一緒に圧力鍋に入れます。 蓋をしてオモリをセットして(高圧火にかけます。炊き上がりの色むらを避けるため 「鉄くぎ」(鉄玉など) を入れます。
 沸騰してオモリがしっかり振れてきたら、 極々弱火 にして(オモリの振れが止まらない程度の火加減)3~4分加熱します。その後、 火を止めて余熱で調理 します。
 お鍋の中の圧力が下がったら、蓋を開けて砂糖と塩を加えて、再び蓋をします。再度、 オモリをセットして(高圧) 火にかけます。
4  沸騰してオモリが振れてきたら、 極々弱火 にして(オモリの振れが止まらない程度)1~2分ほど加熱して、その後、 火を止めて余熱で調理 します。
 圧力が下がったら、蓋を開けて2~3分煮つめます。
 火を止めて落し蓋を取り、代わりにキッチンペーパーや和紙などで、表面を覆って、 空気に触れないようにして祖熱をとって いきます。
 最後に、祖熱が取れたら冷蔵庫に移し、 1日以上そのまま寝かせましょう 。味がしっかりと染み込んで、色も甘さも落ち着いてふっくらと 柔らかく美味しい黒豆 に仕上がります。

圧力鍋は、ブランドによっても多少圧力の差があるので、ご自分のお鍋の特性を理解して、時間の長短を調節してみてください。

昔ながらに時間をかける?それとも短縮料理?

どちらも、ふっくら美味しい黒豆ができます。
「短時間でできるならそっちがいいわ~!」とお考えの方も、
ぜひ、 昔ながらの煮方も参考にされてくださいね
やはり、 手間暇かけて煮るのもいいもの です。

黒豆を煮るときに一番気を付けたい のは、
やはり シワ ですね。
調理中・後に、できるだけ 空気に触れないよう気をつけましょう
特に調理中は、
豆が煮汁から出ないようにすることがキー です。
煮汁と一緒に冷蔵庫で寝かせれば、
どんどんと味が染み込んで、
ふっくらとした美味しい甘い黒豆の出来上がり です♪

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